一王山レンジ 花鳥草木図鑑
2012年2月13日(月) 21:42 JST
閲覧数 1,637
ナンテン キンポウゲ目、メギ科、ナンテン属の常緑低木、ナンテンです。
70m射台のあたりに姿をあらわしました。だれかが植えたわけではありませんので、
鳥が運んできたのでしょう。初夏に白い花が咲き、晩秋から初冬にかけて赤色の
小球形の果実をつけます。中国が原産で、古くに渡来した栽培種が野生化したもの
だとされています。音が「難を転ずる」に通ずることから、福寿草とセットで、
「災い転じて福となす」ともいわれます。葉にはわずかですが猛毒のシアン化水素を
含み、食品の防腐に役立つことから、彩りも兼ねて弁当などに入れることもあります。
実に含まれる成分としては、気管を弛緩させるアナンテニン、鎮咳作用をもつドメスチシンが
ありますが、素人が試すのは危険ですので安易に「赤い実」を口に含まないようにしてください。
のど飴ではありません。花言葉は「私の愛は増すばかり」、「良い家庭」。
ナンテンは活け花に使うと、赤い実が長持ちし最後まで枝に残っていることから、一部地方では、
酒席に最後まで残って飲み続け、なかなか席を立とうとしない人々のことを「ナンテン組」というそうです。
ありますが、素人が試すのは危険ですので安易に「赤い実」を口に含まないようにしてください。
のど飴ではありません。花言葉は「私の愛は増すばかり」、「良い家庭」。
ナンテンは活け花に使うと、赤い実が長持ちし最後まで枝に残っていることから、一部地方では、
酒席に最後まで残って飲み続け、なかなか席を立とうとしない人々のことを「ナンテン組」というそうです。